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Lenovo ThinkPad トラックポイント キーボード II レビュー
Lenovo ThinkPad トラックポイント キーボード IIを購入したのでレビューする。私は社会人になって仕事用のPCをWindowsとMacBookそれぞれ利用しているが、Windowsに関しては一貫してThinkPadを利用している。慣れの問題が大きいが、一度ThinkPadの打鍵感やキー配置などに慣れてしまうとどうしてもほかのキーボードでは違和感を感じるようになってしまった。Macのキーボードも悪くはないが、一番しっくり来ているのはThinkPadのキーボードだ。
そんな私が購入したのが Lenovo ThinkPad トラックポイント キーボード IIだ。このキーボードは簡単に言ってしまうとThinkPadの外付けキーボード。使い心地もそのままに無線で利用できる非常に便利なキーボードとなっている

外観

スペック
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | ThinkPad トラックポイント キーボード II |
型番(例) | 4Y40X49493(日本語配列) |
キー配列 | 日本語配列(JIS)/英語配列(US) |
キータイプ | アイソレーション(パンタグラフ) |
ポインティングデバイス | トラックポイント(物理ボタン3つ) |
接続方式 | Bluetooth 5.0 / USB-C(有線) |
デバイス登録 | 最大2台のBluetoothデバイス登録可能、切替スイッチ付き |
対応OS | Windows 10/11、Android(macOSは非公式対応) |
バッテリー持続時間 | 約2か月(フル充電時) |
充電方法 | USB-Cによる充電(ケーブル付属) |
サイズ | 約 305.5 x 164 x 13.7 mm |
重量 | 約 516 g |
その他の機能 | TrackPoint Keyboard Utilityによるカスタマイズ、Fnキー切替、感度調整 |
カラー | ブラック(ThinkPad伝統のマット仕上げ) |
一か月ほど使った感想
非常に満足度が高いキーボードになっている。仕事道具に少しお金をかけてでも快適性を目指すならば、このキーボードは安心してお勧めできる。特に普段、ThinkPadを使っていて、在宅勤務ではモニターに移して外部キーボードを接続して仕事をしたいという方がいたら非常におすすめだ。ThinkPadファンならとりあえず買っておけば間違いないと思う。
対応OSはWindowsとAndroidで、macOSでの動作も一部確認されているが、FnキーやPrintScreen、トラックポイントボタンの挙動に違いが出る可能性がある。そのため、ThinkPadユーザーやWindowsメインのユーザー向けと言える。
キーボードの各種キーは、Lenovo公式の「TrackPoint Keyboard Utility」アプリを使ってカスタマイズ可能。Fnキーの動作やCaps Lockキーの無効化、トラックポイントの感度調整などが行えるのも便利だ。
接続性とバッテリー
ThinkPad トラックポイント キーボード IIは、USB-Cによる有線接続とBluetooth 5.0による無線接続の両方に対応している。特にBluetooth接続では2台のデバイスを登録でき、背面のスイッチで即座に切り替えが可能だ。PCとスマホ、あるいはPCとタブレットなど、複数の端末を日常的に使うユーザーにはありがたい仕様である。
バッテリーは一度のフル充電で最大2か月ほど持つ。実際に1か月ほど使用してみたが、充電は1回くらいだけして、それ以降は特に充電切れになることはなかった。
まとめ
今回は1か月ほど利用したレビューをまとめた。これほど手になじむキーボードはなかなかないと思うので、興味がある方はぜひ手に取ってみてほしい。特に、ThinkPadのユーザーや、デスクトップでも同じ操作感を求める人にとっては理想的な選択肢と言える。長文の執筆、プログラミング、表計算業務など、正確で快適なタイピングを必要とするすべての人におすすめしたい逸品である。