ChromeOS FlexでSteamを遊ぶ
目次
ChromeOS FlexでSteamを動作させ、ゲームをプレイするための手順を紹介する。事前にLinux開発環境(Crostini)を有効にしておく必要がある。ChromeOS FlexにおけるSteamの導入は、基本的にDebian(Linux)版のSteamクライアントを手動でインストールするという形になる。
手順1:32ビットアーキテクチャの有効化
Steamの多くのゲームやクライアント自体が32ビットライブラリを必要とする。デフォルトのLinux環境は64ビットのみになっている場合が多いため、まずはこれを受け入れられるようにする。
アプリ一覧から「ターミナル」を開き、「pengin」を選択。以下のコマンドを入力し、Enterキーを押す。
sudo dpkg --add-architecture i386
パッケージリストを更新する
sudo apt update必要な32ビット版のドライバやライブラリを事前にインストールしておく。途中、「続行しますか? [Y/n]」と聞かれたら Y を入力してEnterを押す。
sudo apt install libgl1-mesa-dri:i386 libgl1-mesa-glx:i386 libc6:i386手順2:Steamインストーラーのダウンロードとインストール
公式のリポジトリから.debファイルをダウンロードし、それをインストールする。以下のコマンドで、Steamの公式インストーラーをダウンロードする。
curl -L -O https://repo.steampowered.com/steam/archive/precise/steam_latest.debダウンロードしたインストーラーを実行する。依存関係(必要な別のソフト)も同時に解決させるため、dpkgではなくaptを使う。
sudo apt install ./steam_latest.deb手順3:Steamの起動と初期設定
インストールが完了すると、ChromeOSのアプリ一覧(ランチャー)に「Steam」のアイコンが追加されているはずなのでクリックする。

初回起動時、以下のようなターミナル画面が立ち上がるので、Enterを押し進める(アップデートが走るため、数分待つ必要がある。)

アップデートが終わるとログイン画面が起動するのでログインすれば準備は完了。

試しにゲームを遊んでみる
U938/SにChromeOS Flexをインストールした環境なのだが、かなり昔のPCのためスペック不足は否めない。なるべく軽めのゲームにしようと思い、FF4 ピクセルリマスター版をインストールしてみる

問題なくインストールをすることができた

インストールはできたのだが起動はできない。調べて見たところ、Steam側の設定を追加することで解消することができた。FF4のタイトル部分を右クリックし、プロパティを選択。起動オプションに以下を入力したところ起動できるようになった。
PROTON_USE_WINED3D=1 %command%
こちらが起動してみた画面。ちゃんと動いて感動。ただし、PCの性能が低いためかFF4でももっさりした動きで実際にゲームを楽しむにはちょっと厳しい印象を受けた(やれないことはないけど)

まとめ:ChromeOS FlexでもSteamは遊べる
ChromeOS FlexでもSteamは遊べた。もちろんすべてのソフトが起動することは保証できないが、低スペックPCでも動かすことはできたので、それなりのスペックのPCであれば遊ぶことはできるのではないだろうか。他にも軽めなゲームをいくつか試してみたいと思う。


